記者は5月31日、貴陽総合保税区から、同区がさまざまな措置を講じて中国（貴陽）中古車輸出基地の建設を推進し、中古車輸出業務を力強く発展させていることを聞きました。これまでに1,300台以上の車両が輸出され、輸出額は2億元に達し、中古車輸出の上流と下流の企業10社以上が集まり、貴陽と貴安の開放型経済の質の高い発展に新たな勢いを加えています。

中国（貴陽）中古車輸出基地に進出した貴陽シルクロード自動車テクノロジー株式会社のスタッフは、広州交易会期間中にコンタクトした海外の顧客とオンラインで連絡を取り、その後の契約締結について話し合っている。今年の広州交易会期間中、同社の受注取引額は500万ドルを超え、中古車輸出事業は成長傾向を示した。

「当社は中国（貴陽）中古車輸出基地を頼りに、海外からの注文獲得から対外貿易契約の締結、車両調達の開始、車両の準備、検査と登録、輸出完了まで、中古車輸出の完全な産業チェーンサービス能力を備えています。現在、当社は積極的に海外物流と配送システムを展開し、海外のアフターサービス体制を整備しており、カザフスタンのアルマティ、ロシアのサンクトペテルブルク、ラオスのビエンチャンに海外アフターサービスセンターを設立しました。」同社副総経理の李先林氏は、中国（貴陽）中古車輸出基地のプラットフォームの利点を生かし、継続的にチャネルを改善し、サービス効率を高め、中古車輸出事業を拡大し続けると述べました。

基地が上場されて以来、貴陽総合保税区は「1つの核+2つのプラットフォーム+3つのセンター」（1つの核は貴陽総合保税区、2つのプラットフォームはオンライン公共サービス総合プラットフォーム、越境電子商取引マーケティングプラットフォーム、3つのセンターはオフラインビジネスサービスセンター、港湾トランジットサービスセンター、海外アフターサービスセンター）の計画と配置に従って、中国（貴陽）中古車輸出基地の建設を全面的に推進してきました。貴陽総合保税区は、税関特別監督管理区の政策上の優位性、チャネル上の優位性、総合サービスプラットフォーム上の優位性を十分に発揮し、各業界団体、金融機関、自動車生産、検査整備、貿易などの企業のリソースを積極的に統合し、貴陽の中古車輸出産業の生態系を創造し、中古車輸出ビジネスの集積と発展を促進するよう努めています。 現在、同区の中古車輸出事業は着実に発展しており、累計輸出台数は1,300台を超え、輸出額は2億元に達し、輸出車は中央アジア、中東、東南アジア、アフリカなどに販売されている。

貴陽総合保税区管轄内の企業も中古車輸出基地の優位性を生かし、十板現代ビジネスサービスパークなど区外の企業が中古車輸出業務を遂行できるよう支援し、中古車輸出契約の締結、通関、物流など全プロセスのサービスを提供している。中古車輸出基地は、プラットフォームの構築、リソースの集約、多者連携を通じて、貴陽の中古車輸出産業生態系の形成を徐々に促進している。

貴陽総合保税区商務局の関係者によると、今後、貴陽総合保税区は国務院の「大規模設備更新と消費財下取り促進行動計画」などの政策配当の機会を捉え、特別税関監督管理区と貴陽国際陸港の機能的優位性を十分に発揮し、資源を統合し、力を結集し、監督管理モデルを継続的に革新し、業務プロセスを最適化し、便利なサービスを提供し、中国（貴陽）中古車輸出基地の建設を継続的に推進し、中古車の輸出量を拡大し、貴州の中古車輸出産業の発展を助け、貴陽と貴安の質の高い開放型経済の発展に貢献していくという。

2022年12月、貴陽は我が国で中古車輸出業務を行う地域として承認されました。2023年4月、貴州総合保税自動車貿易輸出入有限公司、貴州中民貿易有限公司、貴陽シルクロード自動車技術有限公司の3つの貴陽総合保税区企業が商務部の審査に合格し、貴陽の中古車輸出パイロット企業第1陣となりました。商務、税関、交通管理、税務、市場監督などの部門が一致協力し、貴陽総合保税区企業は2023年5月24日に第1弾の業務を完了し、貴陽と貴州の中古車輸出の「ゼロ突破」を達成しました。 2023年12月1日、貴陽総合保税区に中国（貴陽）中古車輸出基地が登録され、使用が開始されました。